【西日本編】酒のつまみになる?独断で選んだ珍駅名をご紹介!!

地名の由来
地名の由来

第10位:小奴可(おぬか)駅

[住所:広島県庄原市東城町小奴可]

第10位は、広島・岡山県内を走る芸備線の小奴可(おぬか)駅です。
初めて知った時は、「なんでこのような漢字になったんろう…」と不思議に思いました。

気になる地名の由来については「芸藩通志」に、「額部(ぬかべ)といへる地もあり、されば郡名の原づく所にて、昔郡庁のありし地なるべし」とあり、備後国奴可郡に由来すると思われ「奴可」はぬかるみの多い土地の意味とのことです。【出典

なんだか難しいですね。旧国名の時代に郡内にあったのだと思われます。
芸備線は赤字路線として廃線の危機にありますが、時間があったら「小奴可駅」に足を運びたいなと思います。

余談ですが、庄原市は「庄原焼き」が有名ですね。 特徴は、広島風の「肉玉」をベースに、ソバではなく「庄原産のお米」を使用して「お好みソース」ではなく「ポン酢」をソースに仕上げるそうで、いつか庄原へ行った際には食べたいなと思う魅力的なグルメです。

第9位:馬路(まじ)駅

[住所:島根県大田市仁摩町馬路]

第9位は、山陰本線の馬路(まじ)駅です。
読み方が「まじ」と知って思わず、「まじかい!!」と言ってしまいました(笑)

この辺りは車窓が最高に綺麗で壮大な日本海が眼前に広がります。
私も新山口から出雲・松江・米子方面に行った際に景色を楽しみましたが、本当に美しい!

この景色は「まじ!美しい!!」と皆様が思うのではないでしょうか。

第8位:原じいの森(げんじいのもり)駅

[住所:福岡県田川郡赤村赤]

第8位は、平成筑豊鉄道田川線にある「原じいの森駅」です。

この駅名の由来は、「源」は赤村や源じいの森周辺を乱舞する源氏ホタルの「源」、「じい」は赤村の村花「春蘭」を方言で「じいばば」といいその「じい」を取り、「森」は赤村の70%が森林なのでそれを全部あわせて「源じいの森」と言う名前ができたとのことです。【ふるさと福岡再発見プロジェクト

駅の近くには、源じいの森温泉があり、地元住民・観光客の憩いの場として愛されているそうです。

第7位:今川河童(いまがわかっぱ)駅

[住所:福岡県行橋市流末]

第7位も平成筑豊鉄道田川線からランクインの「今川河童駅」です。

以前、豊津駅で御所ヶ谷神籠石(古代山城)へ行った際に、偶然発見し驚きでいっぱいでした。

気になる由来ですが、その昔にいたずら好きの河童がいた。あまりにいたずらが過ぎるので、村人たちは河童に人間の子どもと相撲をとらせたのである。河童は投げられ、悪行を詫び、それからは子どもたちと仲良しになったという。そんな昔ばなしを持つ今川。この今川に沿って走る平成筑豊鉄道。そんな「河童伝説」にちなみ、「今川河童」の名が付けられた。【へいちくネット

なんとも平和な由来です。仲良くできたのならそれが一番ですね!

第6位:夜明(よあけ)駅

[住所:大分県日田市夜明]

第6位は、久大本線・※日田彦山線の駅「夜明駅」がランクイン。
なんだかロマンチックだなと思いませんか!?
※日田彦山線は2017年九州北部豪雨の影響により現在は代行バスで運行中

「夜明」という地名の発祥には諸説ありますが、もともとは焼畑開墾地であったことから夜焼(よやけ)と名付けられたものが、夜明(よあけ)に変わったと言われています。

第5位:神杉(かみすぎ)駅

[住所:広島県三次市高杉町]

第5位は、芸備線・福塩線の駅「神杉駅」です。
思わず「神すぎるやん!」と突っ込みたくなる駅です。(ドラえもんの出来杉くんみたいに)

由来につきましては情報が少なく、分かりませんでした。
もしわかる方がいらっしゃったらコメントいただきたいです。

第4位:吉備真備(きびのまきび)駅

[住所:岡山県倉敷市真備町]

第4位は、井原鉄道の「吉備真備駅」です。

気になる由来ですが、奈良時代の政治家で遣唐使として任命された吉備真備の故郷であることからその名が名付けられました。地元住民のヒーロー的存在の吉備真備は、官位も正二位と非常に高く日本に貢献した人物として有名ですね。

第3位:波根(はね)駅

[住所:島根県大田市波根町]

第3位は、山陰本線の「波根(はね)駅」です。
なんだか空高く飛べそうな気がしちゃいます(笑)

この駅は松本清張・ドラマ「砂の器」の撮影地で、長閑ですごく素敵な駅です。

第2位:方谷(ほうこく)駅

[住所:岡山県高梁市中井町]

第2位は、伯備線の「方谷(ほうこく)駅」です。

私は米子から岡山駅へ行くときにこの駅名を聞いて、山田方谷と関係あるのではと思いました。

案の定、この駅名は当地出身の幕末の漢学者・山田方谷(やまだほうこく)にちなんでおり、駅名に人名が使われた最初の例といわれています。また、現在の方谷駅のあるところには、山田方谷の住居や私塾の長瀬塾があり、長岡藩藩士の河井継之助も当地を訪れたといわれています。【高梁市

とても歴史のある駅ですね!

第1位:幸(さいわい)駅

[住所:長崎県諫早市幸町]

映えある第1位は、島原鉄道の「幸(さいわい)駅」です。
なんとも縁起のある駅名ですね。

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